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2013年 06月 16日
フランス旅行のレポ、そろそろ巻をいれないと・・・
あと1週間もすれば、タヒチに戻るのだから そうすると、おそらくブログの内容は、気持ち的にも 島のことにシフトすると思われます。 となると、フランス旅日記は、尻切れトンボ〜になってしまう 可能性が大。スイス旅行のときのようにね(汗) 2013年5月14日から29日まで、 キャロリーヌのお宅にお世話になって 毎日出かけました。 そりゃあもう、朝から夜まで。 朝は9時前後に家を出て、戻ってくるのは 18時とか19時とか。 外は昼間のように明るいので、ついつい 時間の感覚もおかしくなる。 キャロにとっても、大事な1ヶ月のバカンスであったわけで 二人して、夏休みの小学生のごとく 遊びまくりました。 うん、確かにあの日々は、何に似ているかというと 小学生の夏休みだ。 わくわくしながら出かけて 野山で遊び、山を歩き時に登り 氷のように冷たい水が流れる川を歩いた。 海にしても山にしても、自然はすばらしい。 生き物も花も、歴史的建造物も、 そして、ハイシーズン前のこの時期は 人が少ないのがいい、とてもいい!! キャロと私は、けっこう似ているところがあって (2人ともちょっと変わり者かも・・あ、そのあなた 深く頷いていませんか) 彼女が「わたし、○○が好きなの」というと 「私も! Moi aussi モワ・オシ」と答えることしばしば。 ほかに人がいなくてさびしいくらいの場所が好きだし 箱フェチだし(笑) 動物大好きだし。 ::::: 2013年5月15日 ペルピニャンに着いた翌日。 ぐっすりと眠って、朝7時に目覚めました。 ちょっと寝坊したかな。 さすがにまだ疲れが残っているので、のそのそと 支度して、朝食を食べます。 キャロは、朝は食べないし、お父様が起床されるのは 9時過ぎとのこと。 お天気はくもり。雨にもなるらしい。 まずは、Grottes des Grandes Canalettes グロット・デ・グランド・カナレット 鍾乳洞ですね。 1980年代に、ぐうぜん住民のひとりが 発見したのだそうです。 内部は広く、壮麗な聖堂のようでした。 懐中電灯をたよりに進んで行って、この光景を 目にした発見者は、さぞかし驚いたことでしょう・・・ 照明や賛美歌のような音楽など、 演出も凝っていました。 日本にも、こういう鍾乳洞、ありますよね。 シャンデリアのような造形美・・・ 1箇所、カテドラルとでも名付けたいような 荘厳さのようなものをたたえた場所があり なぜだか、何かにむかって祈りたくなるような 気持ちになりました。 鍾乳洞を堪能したあとは、 Villefranche-de-Conflent ヴィルフランシュ・ドゥ・コンフランへ。 城壁に囲まれた村です。 入ってみて、目を見はりました。 統一された美しい街並み、素敵なあるいは かわいらしい小さな店がたくさん並んでいます。 アーティストのアトリエ兼ブティックだったり 地元産の大理石などを使ったオリジナルジュエリーの 店だったり、いろいろ、いろいろ・・・ さあ、散歩してみましょう。 ここから村に入りました。 このブティックは、中に入ったとたん 香りの洪水です。 Savon de Marseille サヴォン・ドゥ・マルセイユ 南仏の石鹸は、有名ですよね。 この店では、手作りの素朴な石鹸を あらゆる香りで作っていて、その種類は 100種類を超えていたと思う。 1個からバラ売りしていて、1個2ユーロくらいだったかな? 6個買うとお得なので、キャロと3個ずつ 好きなものを選びました。 ビスケットとかチョコレート、なんていうのもあり 本当に、ひとつひとつが 書いてある通りの香りでした! 感動。 ラヴェンダー 1ユーロ ひとつかみ? ラヴェンダーの香りは、大好き。 ソルシエール(魔女)とほうき・・・ ほうきに乗った怖い顔の魔女の人形ばかりを 大小色とりどり売っているブティックがあり 店の前で、売り子さんが、独特の口調で 口上?を述べていました。 なぜに魔女とほうき? キャロにたずねたところ、このピレネーのあたりでは トラモンタンという強い風が とつぜん吹いて、何もかもを ほうきで魔女がひと掃きしたみたいに 飛ばしていってしまうのだそう・・・ 私が滞在している2週間ほどのうち 1日だけ、トラモンタンが吹きました。 ちょうど家の中にいましたが、すごい唸り声を あげて吹く風で、魔女の高笑いが聞こえて きそうでした。 「なるほど」と思い 別のところへ行ったときに、思わず魔女の 人形を入手してしまいました。 この可愛らしい村で買えば良かったなあと 思ったのですが、このときは お店のお姉さんの喋り方がこわくて(?) 何か近寄りがたかったのでした、はは・・ シーズンオフなので、閉まっている店が 多かったですが、楽しいお散歩でした。 かわいいクレープ屋さん。 あとで調べたら、「フランスの最も美しい村」と 日本のWikipediaで紹介されていました。 つづく
by naonaorangiroa
| 2013-06-16 22:56
| フランス春2013
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